
お知らせ
症例報告 1(白内障の症例)
患者情報
A様(80代後半・男性)
主訴
ご家族の付き添いで来院。当初は付き添いの予定だったが、ご本人も2~3年前から見えにくさを感じており、ついでに検査を受けてみようと思われた。
診察・検査
左目の視力は、数字として測定できないほど低く、40cm手動弁(0.01未満)。診察の結果、白内障が原因であり、手術適応と判断した。
白内障手術に際しては、眼内レンズ度数決定のために眼軸長の測定が必要。当院では光学式の眼軸長測定機器(IOL-Master700)を使用しており、直接眼に触れることなく測定が可能。しかし、本症例では白内障が高度に進行し、水晶体が光を通さない状態だったため、従来型の超音波を使用した測定を実施。超音波測定は眼に直接器械が触れるため熟練が必要だが、当院では複数のORTが在籍しており、適切に対応した。
診断
白内障(手術適応)
治療・手術
左眼の白内障手術を実施。
術後経過
左眼術後視力:1.2(矯正視力)
手術後約2か月で良好な視力回復を得た。
考察
ご高齢の方は、視力低下を自覚していても、放置されるケースがあります。本症例のように、ご家族の付き添いがきっかけで受診につながることもあるため、日常生活の中で「普段より見えにくそうにしていないか?」といった目配りを心がけてください。
堺市東区北野田15-1 ライフ北野田店1F
TEL:072-349-7475
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9:00~12:30
15:00~18:30
●休診日:土曜日午後、日曜日、祝日
●コンタクト処方は診察終了の30分前までにおこしください。
また、初めてコンタクトを使われる方は、まず一度診察におこしいただき、後日予約の上処方させていただきます。
●メガネ処方は予約制となっております。
※枠が空いている時は当日受診していただくことも可能ですので、受付にておたずねください。